こだわりの原材料と製造方法
手作りにがりの特徴
「にがり」は、単なる塩づくりの際の副産物ではありません。珠洲製塩では、製法に妥協せず、時間を惜しまず、作り上げています。天日乾燥と火力乾燥で水分を除くことで、海水に含まれるミネラルが濃縮されて琥珀色に変わります。伝統技法を使っているからこそ、この琥珀色が現れます。化学的に製造した「にがり」は透明で、この様な色は見られません。
にがりを使った料理法
「にがり=お豆腐の凝固剤」というイメージを持つ方は多いのではないでしょうか。しかし、にがりには約80種類のミネラルが含まれており、お豆腐以外の料理にも様々な使い方があります。
- ●飲み物に・・・
コーヒーや紅茶、日本酒や焼酎などに数滴入れると”丸みのある味”になります。
- ●料理の隠し味に・・・
鍋や煮込み料理などに適量入れると素材の旨みを引き出し、ミネラル補給にもなります。
- ●お米を炊く際に・・・
お米5合に対し、小さじ2杯程度の割合でにがりを入れて炊くとお米がツヤツヤでふっくらと弾力のある食感に変わります。
お客様の声
お客様からたくさんのご意見をいただいております。
- ・毎日飲んだら身体の調子が良い。
- ・歯磨きに使うとすっきりする。
- ・歯茎が丈夫になり、歯も長持ちします。
- ・にがり水を作り置きして農作業の合間に飲むと元気が出る。
- ・薄めてうがい水として使い風邪予防にしている。
- ・にがり風呂でお肌がしっとりとし、からだが温まった。
- ・薄めて皮膚につけると保湿効果があり、美容に良い。
- ・野菜栽培・果汁栽培ににがりを使うと美味しくなった。
にがりの作り方
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①塩づくりと同じ過程でかん水を作ります
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②濃縮されたかん水を大釜で煎熬(せんごう)し水分を蒸発させます。
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③濾過タンクを通し、不純物を取り除き仕上げ釜で煎熬(せんごう)します。
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④結晶化したのは塩で、琥珀色の液体はにがりです。
「珠洲の海 手作りにがり」の原材料は、千島寒流と対馬暖流が交錯するミネラル豊富な日本海、能登半島のきれいな海水です。その海水を濃縮すると、塩の結晶と「にがり」が同時にできます。できたにがりを約3日間さらに大釜で手間と時間をかけ水分を蒸発させ濃縮させます。すると、溶けていた塩分が結晶になって沈殿し残った琥珀色の液体は、塩分が少なくなりマグネシウムが多くなった特製にがりのできあがりです。